CCFとは？

CCFシステムとは、床下空間に温風を送り込んで床全体を暖める、温風床暖房システムです。床全体を暖めた空気は床吹出口から室内に放出され、室内空間も心地よく暖めます。そのため、床を含めた家全体が暖かくなる仕組みとなっています。さらに、空気をきれいにする空気清浄機能を組み込むことによって、床を暖める床暖房と、空間を暖める暖房、空気をきれいにする空気清浄機の機能を合わせ持つ、メリットの多いシステムとなっています。

CCFシステムは、機能性のみにこだわった従来のシステムよりも、安全性と快適性、そしてコストを含めて総合的に追求することを目的としている、バランス性に優れた設備です。竹駒工務店では、新築住宅にこちらのシステムをご提案しています。決して過剰では無い、健康的で心地よい室温をご体感下さい。

他設備との比較

しくみ

室内機により集められた空気は、ヒートポンプ方式で効率よく暖められ、床下チャンバボックスへと送り込まれます。床下チャンバボックスに送り込まれた温風は、床下ダクトを通り床下に放出され、床下空間と床面全体を同時に暖めます。床全体を暖めた床下の空気が、各所に設けられた床吹出口より放出され、家全体を心地よく暖めます。

室内機により集められた空気は、ヒートポンプ方式で効率よく冷やされ、床下チャンバボックスへと送り込まれます。床下チャンバボックスに送り込まれた冷風は、床下ダクトを通り床下に放出され、床下空間と床面全体を同時に冷やします。床下の空気が空気チャンバを通じて天井から吹出され、家全体をやさしく冷やします。

4つの特長

CCFスタイルの大きな特徴は、システムの一部として空気清浄機能を組み込めること。この空気清浄方式は、従来の空気清浄機のようにフィルターで空気を浄化するのではなく、酸素クラスターイオンという酸素イオンの集合体で細菌やウィルスを除去し、悪臭成分も分解してしまうという、すぐれた空気清浄機能です。

冷え性の方にとって最も良い暖房方法とは、部屋の上下間、部屋と部屋の間の温度差を極力少なくするように部屋と床を同時に暖めることだそうです。この暖め方・考え方は部屋中を均一の温度に保つCCF（床下冷暖房システム）のはたらきと合致します。よって、CCFシステムの家は体の冷えに対しても有効といえます。

CCFスタイルヒートポンプは、暖房、冷房に使うエネルギーのじつに1/2～2/3を大気から取り込む先進の三菱電機製ヒートポンプ式熱源機を採用しています。オール電化住宅はもちろんのこと、エコエネルギー設備として、ガス方式の1/2以下というランニングコストであなたの様々な快適ライフを実現するお手伝いをします。

床暖房なのに冷房もできるのはCCFだけの技術です。室内機より取り込まれた空気を効率よく温暖・冷却し、冬は床面が室温の+2・3℃、夏は反対に−2・３℃と、心地よい温度に保ちます。またそれに加え夏は除湿をしますので、外気湿度よりも室内湿度が20％前後下がり、体感としてかなり涼しく感じることができる仕組みとなっています。